ネタバレ注意!映画『ミュージアム』結末まであらすじを解説!カエル男の正体はやはり妻夫木聡! 2016.10.29 16:00 UP

小栗旬さんが主演を務める本格サスペンス映画『ミュージアム』。

当記事では作品の公開に先駆けて、結末までのストーリーと衝撃のラストを紹介する。
<注意>
以下、映画の始まりから終わりまで完全完璧に詳細に渡ってネタバレします。『ミュージアム』をこれから観る予定の人はご注意ください。

まずは映画版のキャラクター紹介!


仕事にかまけるあまり妻子に逃げられた刑事・沢村久志。
仕事が終われば自宅で飲んだくれる生活。ある日カエル男の事件に巻き込まれ、いなくなった妻と子どもが事件の標的になることを知る。
沢村の妻・遥。夫に愛想をつかし、息子と共に家を出た。
過去に「幼女樹脂詰め殺人事件」の裁判員を務めたことがあり、それがきっかけで事件に巻き込まれることになる。

沢村の後輩刑事・西野純一。婚約者がいる。
カエル男を追うが、劇中で沢村から「事件が解決したら婚約者紹介しろよ」と言われ死亡フラグ成立。その後フラグはしっかり回収。

家を出た遥たちをかくまっていた介護士・秋山佳代。

松重豊さん演じるベテラン刑事・関端浩三。
連続殺人事件の犯人・カエル男。演じるのは妻夫木聡さん(公式が公開前にキャストを発表)
なぜカエル男は殺人事件を起こすのか。真相を追う沢村たちと追跡劇を繰り広げる。

映画版のオチまであらすじ紹介!第1の事件は「ドッグフードの刑」


主人公の沢村久志は仕事一筋の刑事。だが仕事にのめりこむあまり家族とのコミュニケーションをないがしろにし、妻の遥と息子の将太に家出されていた。
自宅のテーブルにはビールの空き缶と吸い殻の山が積まれている。
そんなある日、沢村の携帯に事件の連絡が入る。猟奇的な殺人事件が起こったというのだ。

降りしきる雨のなか、殺人事件の現場に訪れた沢村。そこには新米刑事の西野純一もいた。
事件現場は暗いトンネル。被害者は手足を拘束された状態で、腹をすかせた犬に食われるという残忍な方法で殺されていた。
司法解剖の結果、被害者の腹のなかから「ドッグフードの刑」と書かれた紙片が見つかる。沢村はこの事件を個人の私刑と判断。捜査を進める。

第2の事件は「母の痛みを知りましょうの刑」


第1の事件と似た雨の日、次の殺人事件が起こる。被害者はニートで引きこもっている青年。
事件の犯人・カエル男は被害者を椅子に縛り付け、弓ノコギリで頭部の上半分を切断するという方法で殺害。
現場には「母の痛みを知りましょうの刑」と書かれた紙片が残されていた。

切断された頭部は3,280グラム。それは被害者の出生体重と同じ重さだった。

第1の事件と第2の事件、被害者になにか共通点はないのか……捜査を続ける警察は、ひとつの事実を突き止める。

被害者の共通点は「幼女樹脂詰め殺人事件」の裁判員!?


被害者ふたりの共通点は10年以上前に起きた幼女樹脂詰め殺人事件の裁判員ということだった。
警察はただちに、当時事件にかかわった裁判員と裁判官を保護するように動き出す。
しかし第3の事件はすでに起こっていた。

3人目の被害者は裁判官の小泉勤。小泉は身体を縦に真っぷたつにされ、自宅と愛人が勤める銀座のクラブに遺体の右半身と左半身がそれぞれ送られていた。
刑の名前は「均等の愛の刑」

続けて第4の事件も発生。ボトックス注射などで若さを保っていた瀬戸内綾子裁判官が、業務用冷凍庫で凍って死んでいるのが発見された。
刑の名前は「ずっと美しくの刑」

第5の事件は裁判員を務めた占い師・真矢が被害者。真矢は身体を拘束された状態で口に何本もの針を入れられ窒息死。
刑の名前は「針千本飲ますの刑」

沢村の妻・遥も裁判員だった!急いで保護を!


幼女樹脂詰め殺人事件の裁判員が狙われ続けている今回の事件。焦る沢村。
というのも、沢村の妻・遥も同じ事件で裁判員を務めていたのだ。

だが遥と将太は沢村家を出ていってしまい、消息がつかめない。
沢村は上司を無視した単独行動で遥の親友・秋山佳代の職場へ向かう。
沢村に少し遅れる形で、捜査一課の菅原たちも佳代の自宅へ急いだ。

佳代は職場に突然現れた沢村に驚き、遥の居場所をしつこく聞かれ「今まで遥のことなんて気にかけなかったのに!」と怒る。
一方捜査一課のメンバーは佳代の自宅へ到着。しかしそこにいたのは佳代の彼氏。
「佳代なら職場にいますよ」という彼氏の言葉を受け、一課のメンバーも佳代の働く介護施設に向かう。
そして沢村と捜査一課が合流。そこで初めて佳代は事件のいきさつを知り「自宅に遥と将太をかくまっている」と打ち明ける。
「あんたの彼氏、とんだ食わせものだな」と吐き捨てる菅原。しかしそこで佳代は衝撃的な一言を発する。

「あたし、彼氏なんていません」

誘拐された遥と将太…沢村はカーチェイスむなしく敗北


菅原の車に乗り佳代の自宅へ急ぐ沢村たちは、途中で1台の乗用車とすれ違う。

佳代の自宅に到着する菅原たちだったが、沢村は「遥たちを頼む!」と言い残し菅原の車を奪取。ひとりで運転し、先ほどすれ違った乗用車を追う。その車は、拉致された遥と将太を乗せた犯人の車だった。沢村の刑事のカンが働いたのだ。
菅原たちも佳代の部屋に乗り込むが、すでにそこはもぬけの空。変装用のカツラと「お仕事見学の刑」と書かれた紙片が残されているだけ。
沢村は怪しい車とカーチェイス。あと一歩のところまで犯人を追い詰めるが、運転ミスで車が横転。隙を突かれて犯人から返り討ちされてしまう。

西野と共にカエル男を追う沢村


犯人からは見逃される形となった沢村は、雨の日に後輩の西野を呼び出し捜査資料を横流しさせる。
ファミレスで落ち合うふたり。事件について相談していると……

窓の外にカエルの覆面を被った男を発見。すぐさま店を出てカエル男の行方を追う。
しかし沢村は誤って車道に飛び出て交通事故。足を痛めてしまう。「カエル野郎を追え!」沢村の怒号に西野はすぐさま反応。ひとりでカエル男の後を追う。
数分後、沢村の携帯に西野の番号から着信。しかし電話をかけてきたのは西野ではなくカエル男だった。
カエル男の言うままビルの屋上に向かう沢村。そこにいたのは、今にもビルから落とされそうになっている西野だった。

西野の命を握るカエル男は、そこで自分が連続殺人を犯した理由を語り始める。
「幼女樹脂詰め殺人事件は自分がやった犯行なのに、えん罪で別の人間が死刑になった。これは樹脂詰め殺人という芸術作品を他人に奪われたということ。だからその時の裁判員と裁判官を殺す。僕は表現者だ!」

殺されてしまった西野…!! 沢村は単独行動で捜査続行


「おめでとう西野くん、二階級特進だ」
そう言い放ち、カエル男は西野をビルの屋上から突き落とした。あまりのことに呆然とする沢村と、悠然とその場を立ち去るカエル男。
またしても沢村は犯人を取り逃がし、後輩まで失ってしまった。

警察上層部は沢村の身勝手な行動に激怒。すぐさま本庁への呼び出しがかかり、沢村は身柄を拘束されることに。
しかし本庁への護送中、沢村は車内で暴れ車から脱出。追う捜査員を振り切った。

沢村は50万円を銀行から引き出し、闇ルートで拳銃を入手。カエル男が日差しを気にして首のあたりをかきむしっていたことをヒントに、日光アレルギーについて調べ始める。
いくつか病院を回ったのち、慈光大学医療研究センターの女医・橘幹絵(市川実日子)に行き着いた沢村。20代~40代で日光に過度のアレルギー反応を持つ男性患者はいないか尋ねる。

「正式な令状がないと捜査には協力できない」と突っぱねる幹絵に対し、沢村は「これが令状だ!」と拳銃をつきつける。
「ダテに刑事でメシ食ってるわけじゃねえんだ。思い当たるヤツがいるんだろ?」と沢村。結局、幹江からとある患者のカルテ受け取ることに成功する。

カエル男の正体は光線過敏症の霧島早苗


橘幹絵から奪ったカルテをもとに、「霧島早苗」の住居を目指す沢村。
たどり着いた霧島家は、何坪もの敷地面積を持つ広大な屋敷だった。

その頃捜査一課も沢村の足取りをつかみ、橘幹絵のもとへ到着。だが沢村について口を割らない幹絵。
関端浩三(松重豊)だけは幹絵が何か隠していることに勘づき、警察署内で過去の事件データを洗う。
そして浮かび上がってきたのが、20年ほど前に殺された夫婦と、残されたその子ども。
遺族となった子どもは2人おり、ひとりは男児の早苗、もうひとりは女児の幹絵といった。
幹絵は医者の名家・橘家に引き取られており、苗字が変わっていたのだ。

さらわれた遥と将太を取り戻すべく沢村は屋敷に潜入


霧島の屋敷に潜入した沢村。だがカエル男――霧島早苗(妻夫木聡)に見つかってしまう。
格闘戦の末、沢村は殴られて失神。霧島の手で監禁される。

どれくらいの時間が経ったか、意識を取り戻した沢村。閉じ込められた部屋にあったのは、1000ピースのパズルとドアロック解除用のパスワード入力装置。
沢村はこれをカエル男からの挑戦と受け止め、パスワードを見つけるためパズルに挑む。
監禁部屋には定期的にハンバーガーと飲み物が届けられ、飢えることはなかった。

閉じ込められたことで、遥と将太への謝罪の気持ちが湧き出る沢村。なんとしてもふたりを助けるべく、パズルの完成を急ぐ。
そして出来上がったパズルから浮かび上がった言葉は「EAT」の3文字。
これをパスワード入力装置に入れるとドアは解錠。部屋を出るとそこはキッチンだった。

先ほどの「EAT」が意味するものとは何だったのか。おそるおそるその場にあった冷蔵庫を開ける沢村。
そして扉の向こうにあったのは、遥と将太の生首だった。

カエル男との最終決戦!


ショックのあまり床に倒れ込み、うずくまる沢村。もしや自分が今まで食べていたハンバーガーの肉は、遥と将太のものだったのか…?

その光景を、カエル男は監視カメラから覗いていた。
「やはり精巧にできている……」
笑みを浮かべるカエル男。その向こうには鎖でつながれた遥と将太がおびえていた。
生首はカエル男が作った偽物だったのだ。
カエル男はキッチンへ向かい、うずくまる沢村をからかう。
「殺してやる……!!」半狂乱となった沢村。だがカエル男はすばやく、屋敷内の追跡劇が始まる。

入り組んだ通路を何度も曲がり、カエル男を追う沢村。そしてやっとカエル男を追い詰めた…と思ったが様子がおかしい。
目の前にいるカエルの覆面をかぶった人物が突然しゃがみ、泣き崩れたのだ。
沢村が相手の覆面をはがすと、それは探していた妻・遥だった。

カエル男は、遥に覆面をかぶせることで沢村に遥を撃たせようと試みたのだ。
遥の無事を確認し、喜ぶ沢村。だがその後ろには将太に銃を突きつけた霧島がいた。

カエルを脱ぎ捨てた霧島。「奥さんを撃てば子どもは助ける」と沢村をけしかける。
遥も「私を撃って、将太を助けて」と頼むが、引き金を引こうとしない沢村。
沢村は一瞬で銃口を霧島に向け発砲。霧島も打ち返す。
まともに銃弾を受けた沢村は仰向けに倒れ痙攣。だが霧島はかすり傷しか受けなかった。

ここで警察機動隊員が霧島邸に到着。捜査一課のメンバーも屋敷に乗り込み、沢村たちと霧島を見つける。
追い詰められた霧島は逃走。警察の制止を振り切り、太陽の光が差す屋敷の外に出るのだった。

光線過敏症が発症して霧島逮捕 沢村家には平和が戻ったかに見えたが……


太陽の日差しを浴びたことで、光線過敏症が発症した霧島。顔中から血を噴き出し、その場に倒れてしまい逮捕。事件は一旦の収束を迎えた。
霧島は入院。顔中を包帯で巻かれ、絶対安静とされていた。
そこに親族として橘幹絵が見舞いに訪れる。
霧島につながれた点滴用のチューブに薬品を入れる幹絵。直後、霧島の体は激しく痙攣。看護師が血相を変えて到着し、幹絵は警備員に拘束された。

三ヶ月後。
一命を取り留めた沢村は、亡き後輩・西野の実家に線香を上げに来ていた。
事件は終わった。だが完全にすべてが解決したわけではない。未だに遥のもとにはジャーナリストが訪れ、幼女樹脂詰め殺人事件についてデリカシーのない質問をぶつけてくる。

ある日、将太の学校で運動会が開かれた。
息子の姿をビデオに収めようと機械をいじる遥。だが操作のしかたがわからないのか、手元がおぼつかない。
そこに沢村が登場。遥からカメラを受け取って将太を撮影する。
将太は障害物競争で見事1位に。「あいつ足速いんだな~」「あなた、あの子のこと何も知らないのね」夫婦の会話は明るくにこやか。我が子を見つめる目は愛情にあふれている。
そして、ビデオに映る将太の姿。そこには太陽の日差しを気にしながら、首のあたりをかきむしる将太が映っていた。
映像は徐々に将太の首もとにズームしつつ、暗転。エンドロールへ。

以上が映画『ミュージアム』のあらすじと結末までのネタバレ。
純粋なハッピーエンドとはならず、「もしかして将太も光線過敏症なのでは……」と観客に疑問を持たせて終わる筋書きだった。

映画の公開日は11月12日(土)。この骨太なサスペンスをぜひ劇場でチェック!

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