【映画版】時間の流れを解説!『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』ネタバレとあらすじ紹介! 2016.12.21 12:31 UP

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(通称、ぼく明日)が17日、全国の映画館で公開された。
当記事では『ぼく明日』のストーリーを詳しく紹介。

ネタバレも多く含むが、登場人物の時間の流れなどを解説していく。

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以下、ネタバレ注意!!

あらすじ・登場人物とキャスト紹介




・南山高寿(福士蒼汰)
本作の主人公。京都の美大に通う20歳大学生で、ある日通学電車のなかで愛美に一目ぼれする。

・福寿愛美(小松菜奈)
本作のヒロイン。美容学校に通う20歳の学生で、とある秘密を抱えている。

・上山(東出昌大)
高寿の友人。明るいモテ男で、友達が多い。

ネタバレ1日目:電車で一目ぼれ


主人公の南山高寿(みなみやま・たかとし)は、京都の美術大学に通う大学生。ある日通学電車に乗っていた高寿は、同じ車両に乗っていた福寿愛美(ふくじゅ・えみ)に一目惚れする。

宝ヶ池駅で電車を降りた愛美を追いかける高寿。「メアド教えてください!」と声をかけるが、「携帯電話、持ってないんです」と返される。
フラれたかと勘違いする高寿だったが、愛美は本当に携帯を持ってないのだと説明する。

ふたりは駅のホームに座ってしばらく会話。愛美は高寿にどうして自分に声をかけたが聞くが、高寿は「わからない。この人だって直感が自分の中にあって」と答える。

別れ際、「また会えるかな」と聞く高寿。振り向いた愛美はなぜか涙を流しており、「また明日」と答え去っていった。

愛美の涙の意味が理解できない高寿だったが、また会えることに喜び、大学へ向かうのだった。

ネタバレ2日目:動物園でまさかの再会


高寿は大学の友人・上山正一にアドバイスをもらいつつ、愛美にまた電車で会うことを楽しみにする。
しかし翌日、高寿は通学電車で愛美を見つけられずションボリ。仕方なく大学の課題である写生をこなすため、動物園に向かった。

園内でキリンの絵を描いていると、後ろから声をかけられる。振り向いた高寿の前にはなんと愛美が立っていた。

▼動物園で再会するふたり


突然のことに戸惑う高寿だったが、愛美は「また明日って言ったでしょ」とあたかも当然のような話しぶり。さらに高寿のキリンの絵を見て「学校に張り出されるヤツだ」と言う。

高寿は違和感を覚えつつも愛美と宝ヶ池をふたりで散歩することに。そこで高寿は、自分が5才の頃に池でおぼれて死にかけたこと、謎の女性が助けてくれて一命を取りとめたことを打ち明ける。

その夜、高寿は居候先の上山宅で愛美の自宅に電話をかける。上山は高寿にカンペを見せ、映画に誘うよううながす。
上山の助けもあり、無事にデートの約束を取り付けた高寿。翌日「京都みなみ会館」へ行くことを決める。

▼緊張しながら愛美に電話する高寿と、横でアドバイスを送る上山



ネタバレ3日目:映画デート


映画デート当日。高寿は上山のアドバイスを信じ、待ち合わせの数時間前に目的地に到着。
あらかじめ京都みなみ会館の周りをブラつき、雑貨店やカフェ、ピザの移動販売店などを下調べする。

雑貨店に入っては「これ、福寿さんと一緒に見たら楽しいかな」。ピザを食べては「これ、福寿さんに食べさせたいな」と考えてしまう高寿。
そしていよいよ待ち合わせの時間になり、愛美とのデートがスタート。予定の通りピザを食べたり、雑貨店を巡ったりと楽しい時間を過ごした。

映画も見終わってふたりはイルミネーションスポットへ。
高寿は初デートにも関わらずいきなり「付き合ってください」と告白。愛美は「私、案外癒し系じゃないよ」「食べ物で機嫌が左右されるよ」「かなり涙もろいよ」と言いつつ、「本当のこと言っていい?私、ずっとあなたのこと、見てたんだよ」と告白をOKする。

下の名前で呼び合っただけで泣き出す愛美


高寿は引越しすることに。上山の家での居候を終え、アパートでの一人暮らしを始める。
上山、愛美のふたりが高寿の引越しを手伝い、荷物を運び終わったところで上山は先に帰宅。高寿の愛美のふたりきりになる。

ふと「付き合ったからには、お互い苗字で呼ぶのは変」と感じる高寿。どのタイミングで呼び方を変えるんだろう、と話すと愛美は「今だよ、今」。

意を決して「愛美ちゃん」と呼ぶと愛美も「高寿くん」と返す。だが愛美はなぜか泣いてしまい、高寿を困惑させるのだった。

鍵のかかった箱を発見 なぜか高寿の家庭の味を知っていた愛美


荷解きをしている途中、愛美は段ボールのなかから鍵のかかった箱を見つける。
高寿いわく、その箱は「自分が池で女性に助けてもらった5年後、同じ女性からいきなり渡されたもの」とのこと。さらに「次に会うときまで預かっておいて」と言われたという。

そうこうしているうちに時刻は夜に。愛美は12時が門限のため、高寿は遅くならないうちに愛美を駅まで送る。
道すがら、ふたりは付き合って初めて手をつなぐ。すると愛美はまたしても泣き、高寿を戸惑わせるのだった。

後日、高寿が動物園で描いたキリンの絵が、愛美の言葉通り教室に張り出されていた。

なぜか高寿の家庭の味を知っていた愛美


また別の日、愛美は高寿の家で手料理を振舞う。
愛美が作ったビーフシチューを絶賛する高寿。そのビーフシチューにはチョコレートが入っていた。
確かに高寿の実家ではビーフシチューに隠し味としてチョコレートを入れる。しかしなぜ愛美がそれを知っているのか。
キリンの絵の件も、なぜ張り出されるのを知っていたのか。

「もしかして、予知能力持ってる?」と尋ねる高寿。愛美は遠い目をして「あなたの未来がわかるって言ったらどうする……?」とつぶやくが、「私はフツーの人間です!残念でした」とはぐらかす。

ネタバレ15日目:未来の出来事が書かれた手帳を発見


付き合い初めて15日目の夜、ふたりは高寿の部屋で映画のDVDを見て、初キス。だが愛美には12時の門限があるため急いで帰宅。
高寿は愛美を駅まで送った後、彼女が手帳を忘れていることに気づく。

手帳をめくる高寿。そこには今から15日後(3月16日)の出来事、高寿と愛美が何をするかが書かれていた。ページをめくると15日の出来事が書かれており、14日、13日とさかのぼる形で未来に起こる内容が記されている。

すると高寿の携帯に公衆電話から着信。かけてきた相手は愛美だった。
「メモ帳はもう見たよね。あなたに隠してることがある」そう言う愛美は、明日のあさ6時、高寿の教室に「鍵のかかった箱」を持ってくるよう告げる。

ネタバレ16日目:愛美の秘密が明らかに


美大の教室にて。
高寿が教室に到着すると、室内にはすでに愛美の姿があった。どこか遠い目をする愛美は、自分がここではない別の世界から来たこと、自分は高寿とは時間の流れがであることを告白する。

その証拠にと、愛美は高寿が持っていた箱の鍵を取り出す。箱のなかから出てきたのは、高寿、高寿の両親、そして愛美が映った集合写真だった。

高寿は両親と愛美と写真を撮った記憶などない。愛美は「その写真は未来で撮ったもの」と説明。さらに高寿が5歳のときに池で助けた女性の正体は自分であると告げた。

愛美の説明によると、ふたりは5年に1度、30日間だけ同じ時間を共有することができるという。
驚く高寿。だが撮った覚えのない集合写真を見せられてしまっては、納得せざるを得なかった。

デートをしても素直に楽しめない高寿


ふたりは今までと変わらず、恋人同士としてデートを続けた。

しかし高寿は心から楽しむことができない。なにせ愛美は(高寿から見て)未来からさかのぼるように出来事を経験しているので、これから起こることをすでに知っているのだ。

普段と同じように振舞う愛美を見て、高寿は「昨日のことを覚えてない愛美を見るのがきつい。一緒にいると辛い」と突き放してしまう。

だがその夜、高寿は愛美が今まで事あるごとに泣いていた理由に気づく。
高寿にとって「初めて下の名前で呼ぶ」「初めての手つなぎデート」や「初キス」は、時間の流れが逆の愛美にとってはすべて最後の出来事だったのだ。

愛美はそれを知っていながら、高寿の恋人として振る舞ってくれていた。

高寿は急いで愛美の自宅に電話をかける。「僕は明日、きみにひどい態度を取る。でも、ちゃんと乗り越えたから」
愛美は「明日、会えるかな。昨日のきみ」と答えるのだった。

ネタバレ21日目:未来で幼い愛美を助けていた高寿


愛美は今まで隠していた過去を打ち明ける。
5歳の頃の愛美は、縁日で爆発事故があった時に高寿に命を救われていたという。この告白により高寿は、自分が将来、幼い愛美を助けることを知る。

和解し絆を確かめ合ったふたりは、高寿の両親へ挨拶に行く。
高寿の実家へバスで行き、4人で夕食を囲む。その際高寿の母は「ビーフシチューには隠し味でチョコレートを入れる」と愛美に教える。

高寿の母は、息子が5歳のころ宝ヶ池に落ちて見知らぬ女性に助けてもらったこと、女性の名前もわからずお礼をしそびれたことを話す。
そんな母を見て、高寿と愛美はさりげなく微笑み会うのだった。

食後は4人で集合写真を撮って、バスで愛美を送る。
車内で高寿は「なんで愛美とは家族になれないんだろう、ごめんね」と涙をこぼすのだった。

ネタバレ30日目:最後の日


ふたりにとって最後の日、高寿は学校の教室で愛美をモデルに絵を描くことに。
それは愛美にとって、これから始まる30日間で初めての出会いとなる。

「予定されていたからじゃなく、ぼくのこの30日のありったけの想いをこめて、きみを描きとめておきたい」そう話す高寿。
愛美はメモ張を取り出し、これまでふたりがどんな風に過ごしてきたか、高寿から教えてもらおうとする。

愛美の肖像画を描きつつ、高寿は今までふたりはどこでデートしたか、どんなやり取りをしたか話していく。
始めは順調に思い出を語っていた高寿だったが、突然筆を置いて口調を変える。

「こんな細かく台本通りやったんじゃ、愛美は全然楽しくないじゃないか。今日まで楽しかったり苦しかったり感じて来れたのは、ずっときみが頑張ってくれたおかげだったんだ」

駅のホームにて……愛美との別れ


時刻は夜になり、愛美を見送るためふたりは駅のホームにいた。
ベンチで隣に座り、手をにぎる高寿と愛美。

「ぼくたちはすれ違ってなんかない。端と端を結んだ輪になって、ひとつに繋がってるんだ。ふたつでひとつの命なんだ」
高寿の言葉が終わると、時計の針が12時を差した。

同時にふたりの前を一本の電車が横切る。
電車が走り去った後、もうそこには愛美の姿はなかった。

5年後、25歳になった高寿は15歳の愛美に会いに行き、肖像画をプレゼント。
愛美から見た未来の世界で、ふたりは出会うことを告げる。

まとめ


以上が大まかな『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のストーリー。
まとめると「高寿にとって初めての出来事は愛美にとって最後の出来事」というのが一番の切ない点。

高寿がそれに気付き、愛美の涙の意味を察することで物語の見方が180度変わる。

ラストで愛美の視点からストーリーをさかのぼるシーンがあるのもポイント。

高寿の教室で肖像画を描いてもらう日から始まり、デートを重ね、日が経つほどによそよそしくなっていき、苗字で呼び合うようになり、最後は赤の他人である高寿に見つけてもらうために電車に乗る

おそらく『ぼく明日』は1回だけでなく2回繰り返してみても違った楽しさが味わえる作品。
ぜひ劇場で、その切ないストーリーを味わってみてほしい。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』予告




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