【映画版ネタバレ】『彼らが本気で編むときは、』結末まであらすじ紹介!生田斗真がトランスジェンダーの女性役に挑戦 2017.02.03 15:37 UP

生田斗真さんがトランスジェンダーの女性役を演じるとして大注目の映画『彼らが本気で編むときは、』
本作の公開日は2月25日だが、当記事ではそれよりも一足早くネタバレをお届けする。

これから映画を観る予定の人はご注意を!

以下、ネタバレ注意!

キャラクター紹介




・リンコ(生田斗真)
特別養護老人ホームで働く女性。
もともとは男として生まれたが、自分の性別に疑問を感じ、女性として生きると決意。
下半身の手術は終わっているものの戸籍上はまだ男性。

・マキオ(桐谷健太=写真右)
トモの叔父。書店に勤めており、恋人のリンコと同棲中。
リンコがマキオの母の介護をしている様子を見て一目惚れしたという。

・トモ(柿原りんか=写真左)
母・ヒロミの育児放棄により、マキオ、リンコと共に生活を送る。

・ヒロミ(ミムラ)
トモの母親。シングルマザーだが、男に走ることも多く、その度に育児放棄する。

・カイ(入江海翔)
トモのクラスメイトで、ゲームが大好きなお坊ちゃま。
同性の大野先輩に想いを寄せる。



トモの面倒を見ずに男へ走る母・ヒロミ


小学5年生のトモは、母のヒロミとふたり暮らしをしていた。
ヒロミはトモに対しての愛情表現がなく、手料理を作ることさえほとんどない。そのためトモは学校から帰ってくると、ヒロミが買ったコンビニのおにぎりとインスタントのみそ汁で食事を済ませるような生活を送っていた。

そんなある日、ヒロミが男を追って姿を消す。トモに残されたのはわずか2万円の現金だった。

ヒロミの弟・マキオを頼って本屋へ


母の失踪を知ったトモは、マキオを頼って本屋へと足を運ぶ。
書店員のマキオはヒロミの弟でトモの叔父。トモはヒロミがいなくなると度々マキオのもとを訪れていた。

マキオの家に帰ったトモは、トランスジェンダーのリンコに出会う。
リンコは料理や編み物が上手く、見た目こそ女性的なものの、もともとは男性。トモは初めこそ驚いたものの、リンコとマキオとの共同生活を楽しんでいった。

▼リンコが作る手料理は絶品



リンコの過去――回想編


トモと同じく、リンコも幼少期からシングルマザーによって育てられていた。
リンコの本名は「リンタロウ」。だが少年時代からリンコは自分を女の子だと思って生きていた。嫌いな科目は柔道や水泳。
そんなリンコにとって一番の理解者が母親のフミコだった。

フミコはリンコのためにブラジャーを買ってきてあげたり、特技の編み物で「ニセ乳」を編んでくれたりした。

映画は回想から現代へ。
トモはリンコに出会ったことから「性とは何か?」に興味を抱き、図書室で『体と性』という本を読んでいた。そこへカイが現れ「6年生の大野先輩のことを考えると胸がもやもやする」と言う。
トモはカイを「キモイ」と突き放してしまうが、カイ自身は同性を好きになってしまう自分を真剣に悩んでいた。

トモが祖母の面会のため老人ホームへ


リンコが働く特別養護老人ホームへ訪れたトモ。そこにはトモの祖母、つまりマキオとヒロミの母・サユリが入所していた。
トモはサユリに面会するが、孫を見たサユリは完全にボケてしまっていた。

――マキオ回想パートへ――
マキオが小さい頃から、ヒロミとサユリは喧嘩が絶えなかった。そのためマキオは女性に恐怖心を持っていた。父親も浮気相手に行ってばかり。
マキオもまた、リンコやトモと同じように複雑な家庭環境で育っていた。

学生時代の恋愛対象は女性だったものの、息子を溺愛するあまりサユリの束縛は激しかった。

マキオが彼女とのデートに行こうとすると、体調不良を訴え「親を見捨てて出かけるのか」と言い出すサユリ。だから恋人から愛想を尽かされることが多かった。
そんな時、サユリが倒れて老人ホームに入ることに。マキオとリンコの出会いは老人ホームだった。サユリの世話をするリンコを見たマキオは、その美しさに一目惚れしてしまったのだ。

▼マキオとヒロミの母・サユリ



3人で弁当を持ってお花見へ


トモ、マキオ、リンコの3人はお花見へ出かけていた。
お弁当はリンコのお手製。メニューはトモの好物「シジミの醤油漬け」と「切り干し大根」だ。

初めてトモの好物を聞いたとき、リンコは「おっさんみたい」と笑った。トモはまれにヒロミに連れられて居酒屋に行くことがあり、そこではシジミの醤油漬けと切り干し大根がお気に入りの食べ物だった。

スーパーでカイの母・ナオミと会い事件発生


リンコと一緒にスーパーで買い物をするトモ。そこにはクラスメイトのカイも母親と一緒に来ていた。
ナオミの性格はトモの視点で言えばお節介な嫌なヤツ

トランスジェンダーのリンコに連れられたトモを見たナオミは「ああいう種類の人と一緒にいない方がいい」とトモに言う。
これを聞いたトモは激怒。売り物の食器用洗剤をナオミにぶちまけてしまう。

幸い警察沙汰にはならなかったものの、リンコはナオミに平謝り。リンコはトモに無理にワケを聞こうとはせず、ふたり並んで家路に着くのだった。

帰宅後、リンコはトモに「怒った時は編み物よ!」と教える。リンコは男性器の形をした編み物(通称、ボンノー)を作っていた。

▼リンコが編む「ボンノー」


「ボンノーが108個できたら、それを燃やして男根への供養とする」とリンコ。そんなリンコを見て、自分もボンノーを編んでみたいと言い出すトモ。
その夜、リンコはマキオにトモを養子にできないか尋ねる。マキオもトモについて真剣に考えると約束するのだった。

一方でカイの家では、ナオミが「普通じゃない人とは遊ぶな」とカイに命令。カイは「同性が好きな自分は普通ではないのか?」と絶望するしかなかった。

トモへのイジメが始まる


後日トモが登校すると、黒板には「オガワトモ 変態家族」の文字。
トモはカイに詰め寄るが、どうやらカイは情報を漏らした犯人ではないらしい。
そのままトモは教室を飛び出て学校をサボり、母ヒロミと暮らした家へ。

道中、ヒロミらしき人影を見かけたトモは自宅へとダッシュ。急いで玄関を明けたものの、そこにヒロミの姿はなかった。
トモはタンスからヒロミの洋服を出すと、ビリビリと破くのだった。

リンコが自転車で事故


トモはマキオ宅の押入れに引きこもっていた。リンコはトモの気持ちを思ってか、無理に出てこさせようとはしない。代わりに毛糸で作った糸電話を押入れのなかのトモに渡す。

糸電話ごしに「昨日、ママを見かけた」とトモ。リンコはそれを聞いて愕然とする。自分ではトモの母親の代わりになれないという現実が立ちはだかる。
気まずくなったリンコは糸電話をやめ、自転車で買い物に出かける。

編み物の材料を買うべく自転車を走らせるリンコ。だが不注意により転倒。土手から転げ落ちて手首を痛めてしまう。

病院のリンコの部屋は男性用


マキオが仕事から帰ってきたとき、トモはまだ押入れの中にいた。
するとマキオの携帯電話に着信。それはリンコの事故を知らせるものだった。

押入れを飛び出したトモはマキオとともにタクシーへ乗り込む。

病院ではリンコは男性用の6人部屋にいた。マキオは受付で「女性部屋に移してください」と頼むが、受け入れてもらえない。
トモはリンコが無事でいるのを確認すると、安堵した気持ちと女性部屋に入れてもらえない悔しさが混ざって嗚咽がもれる。

ベッドの横にあったリンコのバッグには編み物の道具。それを見たトモは、こらえきれずにひたすら編み物をしだすのだった。

生まれ年のコインをトモにプレゼント


ある日の帰り道、トモはカイから「ゲームしよう」と誘われる。
トモはカイをマキオの家に招き、リンコ、トモ、カイの3人でWiiで遊んだ。

一通り遊んだ後、3人はリンコおすすめのカフェへ。そこでリンコは「自分の生まれ年のコインを持っておくと、幸運が訪れるんだよ」と話す。

トモとカイはともに平成16年生まれ。リンコが持っていた平成16年製のコインは1枚の50円玉だけ。
残念がるリンコだったが、トモはすばやく手を伸ばして1枚だけの50円玉を奪うのだった。

次の休日、マキオはトモに「このまま僕たちと一緒に暮らさないか」と提案。しかしトモはすぐに返事を返せなかった。

ナオミがカイのラブレターを破く カイはショックで自殺未遂


トモたちが現実に直面している一方で、カイの家も難しい状況にあった。
カイが大野先輩に渡そうと思って何度も書き直していたラブレターを、ナオミが発見して破っていたことがわかる。

ゴミ箱のなかから手紙の残骸を見つけたカイ。カイはショックのあまりナオミの睡眠剤を持ち出し、大量の錠剤を一気に飲むのだった。

▼カイの母・ナオミ



マキオの家に児童相談所の職員


ナオミは児童相談所にマキオたちの現状を告げ口していた。平和に過ごしていたトモたち3人に、突然児童相談所の職員が訪れる。
職員はトモの身体の状態をチェックし、虐待のあとがないか調べる。内心でナオミの差し金だと気づくトモ。

職員の調査はなにごともなく終わったものの、トモの気持ちは恐怖と悔しさであふれていた。

入院したカイにお見舞い


睡眠薬を大量に飲んだ後、カイは入院していた。トモはそんなカイのお見舞いのため病院へ。
カイは大野先輩への手紙が破かれていたことを打ち明ける。

トモは落ち込むカイを慰めるため、リンコにもらった平成16年製の50円玉を渡す。

ボンノーを108個編み終わる


3人そろっての休日。トモ、リンコ、マキオはバスに乗って海辺に来ていた。目的はボンノーを108個編み、焚き上げること。
3人ならんでベンチに座り、一緒にボンノーを編んでいく。

時刻は夕暮れになり、ようやくボンノーが108個完成。リンコたちは編み終えたボンノーを浜辺に重ね、マッチで火をつける。
燃えていくボンノーを見ながら、リンコは静かに合掌していた。

突然戻ってくるヒロミ


3人での穏やかな日々も2ヶ月になろうかというある日、マキオのもとにヒロミが戻ってくる。
それはリンコ、トモにとっても突然のことだった。

リンコはヒロミに「トモを育てていきたい」と言うが、ヒロミは「あんたは一生母親にはなれないの!」と反論。
うなだれるリンコ。トモはそんなリンコを見て、我慢できずヒロミをポカポカと叩きだす。

リンコは手料理を作ったり髪を可愛く結んでくれたのに、どうしてヒロミは母親らしいことをしてくれなかったのか。
ヒロミへの不満をぶつけつつも、トモはもっと早く迎えに来てほしかったのだ。




リンコからの愛情を感じつつも、最後は自分の母と一緒に暮らす道を選んだトモ。
マキオ宅で過ごす最後の夜、トモはリンコの胸に顔をうずめて寝るのだった。

そしてリンコ・マキオと別れの朝、リンコはトモにとある“お土産”を手渡す。

はたして“お土産”のなかに入っていたものとは――
それは劇場で『彼らが本気で編むときは、』を観てのお楽しみ!

『彼らが本気で編むときは、』予告編




【関連サイト】
『彼らが本気で編むときは、』公式サイト

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