実写映画『銀魂』詳細ネタバレ ラストシーンまであらすじ解説 2017.07.14 18:02 UP

7月14日(金)、人気コミック『銀魂』の実写映画版が初公開された。
当記事ではその内容をラストまで徹底ネタバレ。作品の全貌を解説する。

まだ劇場で観ていない人はネタバレ注意!

舞台は江戸末期のパラレルワールド


江戸末期、日本は黒船ではなく宇宙から来た「天人(あまんと)」によって鎖国を解かれていた。
その昔攘夷志士として天人と戦った、坂田銀時(小栗旬)、桂小太郎(岡田将生)、高杉晋助たちは、進む道をたがえた状態。

世の中は天人の台頭により"廃刀令"が敷かれ、サムライたちも刀を持てずにいる。映画『銀魂』は、そんな江戸の国を舞台に、妖刀「紅桜」、かつて同士だったにも関わらず今やクーデターをもくろむ高杉、そして紅桜に憑りつかれた岡田似蔵の登場で動き出す――。

ネタバレ①:レジ打ちをする新八……銀さん登場し大立ち回り


廃刀令により刀を失った志村新八(菅田将暉)は、生活の糧を得るため喫茶店でレジ打ちのバイト中。
しかし慣れない仕事に四苦八苦。マスター(立木文彦)にはミスを叱られ、いじわるな天人には脚を引っかけられ転ばされる。

「お前が転んだせいで牛乳が服にかかった」と怒鳴る天人。新八は突き飛ばされ、隣のテーブルまで倒して吹っ飛ぶ。
そこで出てきたのが本作の主人公、坂田銀時。天人に向かい「俺のパフェを倒しやがって」と怒る(新八が転んだ衝撃でパフェも倒れた)。銀時は極度の甘党で、医者から甘い物は控えるよう言われているため、週に一度のパフェが楽しみだった。

怒りにまかせて天人を打ち倒す銀時。天人をやっつけたかと思うと、喫茶店のマスターに向かい「パフェは美味いがコーンフレークの割合が多い」「後半ずっとシャクシャクしてた」と文句を飛ばす。
ふとここで初めて新八の存在に気づく銀時。一言「がんばってね」と言い残し、喫茶店を去っていくのだった。

ネタバレ②:「CDTV」パロディ


銀さんが去ったかと思うと、オープニングムービーがスタート。歌うのは坂田銀時役・小栗旬さん。しかし映像が荒い。解像度が低く、画面がザリザリしている。
完全なカラオケのイメージムービー調。すると新八の「オィィィィイイイ!」のツッコミと共に画面は「CDTV」(TBS)を完全にパロったものへ。何の説明もないまま新八、銀時、神楽(橋本環奈)が「CDTV」そのままのCGキャラクターになって現れる。
しばらく3人で

銀時「か~ぐらっ」
神楽「ま~きのっ観たいにいうな!(※1)」

といった漫才が繰り広げられ、ようやく映画は本編へ(ここまで本筋とはまったく関係ないプロローグでした)。

※1
「花より男子」に花沢類役で出演した小栗旬さんが、ヒロイン・牧野つくしを呼ぶ際の言い方をセルフパロディしたもの

ネタバレ③:カブトムシ狩りへ


夏。
神楽はカブト虫バトルで奪われた自分のカブト虫の代わりを探すため、銀時&新八をカブト狩りに誘っていた。
最初は乗り気でなかった銀時たち。だがたまたま見ていたTVで「カブトムシは高額で売れる」と知り方針転換。すぐ森に入ってカブト虫を探し始める。

カブトムシを効率よく見つけるにはどうすればいいか。ハチミツを全身に塗っておびき寄せるか、いやそんなバカな……と話をしていると、全身にハチミツを塗った真選組局長・近藤勲(中村勘九郎)が立っていた。しかもフンドシ一丁。

銀時たちはこれを完全スルー。すると木にマヨネーズを塗っている真選組副長・土方十四郎(柳楽優弥)も発見。土方はヘビースモーカーにして極度のマヨラー。「自分の好みをカブトムシに押しつけるなよ……」と3人はげんなりしつつ、これもスルー。

次に見つけたのは、木につかまっている巨大なカブトムシ。そこで神楽は木を蹴りカブトムシを落とすが、それはカブトムシに擬態した真選組一番隊隊長・沖田総悟(吉沢亮)だった。

仰向けに倒れた沖田。「(カブトムシのコスプレをしていると)自分で起きれないから助けてくれ」などとやっていると、真選組が全員集合。
近藤は「将軍のペットである金色のカブトムシが行方不明になった」ことをうっかり漏らしてしまう。銀時は「将軍様のペットを見つければ大金をもらえるに違いない」と確信。そこへ偶然金色のカブトムシが通りかかり、一行は大挙して金のカブトを追いかける。

市中を走り回る銀時、新八、神楽、そして真選組の面々。だが近藤局長は意中の相手である志村妙(新八の姉=長澤まさみ)を見つけ方向転換。ターゲットを妙に替え、フンドシ一丁で女性を追いかけるヘンタイと化す。

一方銀時は桂小太郎に遭遇。桂は銀時が追われていると勘違いし、真選組を相手に大立ち回り。一瞬で数十人をなぎ倒してしまう。
桂の助けもあり、銀時はようやくカブトムシに追いつく。あと一歩で金のカブトを捕獲――というところで川から現れた巨大魚がパクリ。カブトムシを食べてしまった。
「ウソでしょ…?」あっけにとられ動けない銀時。

ネタバレ④:回想~夜な夜な辻斬りが現れる?


騒動を起こした銀時は真選組から取り調べを受け、「なんでこんなことで…」と小太郎にグチっていた。
言葉を交わしていくうち、「昔はカブトムシをよく捕りに行ったものだなぁ…」と回想シーンへ。

☆☆回想シーンへ☆☆
まだ少年だったころの銀時、小太郎、晋助。3人は吉田松陽先生(顔は映されない。CV山寺宏一)のもとで習っていた。
吉田松陽は教え子たちに慕われていたが、ある日幕府や天人の法律に異を唱える思想を広めたとして連行されてしまう。
それは幼い3人にとって忘れられない記憶になっていた。

数年後、銀時、小太郎、晋助は攘夷志士として幕府軍&天人を相手に攘夷戦争を戦う。「白夜叉」と呼ばれるほど恐れられた銀時にとって、戦争の目的は松陽先生を取り戻すことだった。
☆☆回想ここまで☆☆

「これ以上神楽たちに心配をかけるようなことをするな」と忠告する小太郎。対して銀時は「ご忠告のお返しに言っとくけどさ……最近辻斬りが出るらしいから気をつけろ」と呼びかけるのだった。

その夜、小太郎のもとに辻斬りが現れる。応戦する小太郎だったが、辻斬りの怪しく紅色に光る刀は小太郎にヒット。
翌朝、行方不明となった小太郎。はたして本当に辻斬りは小太郎を仕留めたのだろうか。

ネタバレ⑤:助けを求めるエリザベス~銀時は依頼を受け鍛冶屋へ~


TVのワイドショーが、昨夜の辻斬り事件を伝える。結野(けつの)アナウンサー、通称・結野アナ<ケツのあな>が辻斬りの現場でリポート。ケツのあなによると、被害者の身元などはわかっていないという。

同じ頃、銀時が営む万事屋(よろずや)に小太郎のペット・エリザベスが現れる。「実写になると着ぐるみ感が否めないよね」と銀時。

▼小太郎とエリザベス



何も喋ろうとしないエリザベス。新八は銀時が仕事の依頼を受け外出した隙に、イチゴオレ(銀時の私物)を用意。どうにかしてエリザベスに話してもらおうと努める。

するとエリザベスは小太郎の言葉「サムライは質素でいろ。パフェではなくイチゴオレが丁度いい」を思い出し、涙。

ネタバレ⑥:銀時は鍛冶屋へ


銀時に仕事の依頼を出したのは、刀鍛冶の村田鉄也(安田顕)だった。銀時が鍛冶屋を訪れると、鉄をハンマーで打っている真っ最中の村田と、その妹・鉄子(早見あかり)がいた。

銀時「すいませーん!お電話いただいて参りました万事屋ですけどー!!」
村田「『隣の晩ごはん』なら他をあたってくれー!!」
銀時「ヨネスケじゃありませーん!」
村田「不倫とかしてないですからー!」
銀時「『週間文春』でもないっつーの!」

「聞こえてねーのかバーカ!バーカバーカ!!」と銀時が叫ぶと、村田が持っていたハンマーがすっぽ抜けて銀時の顔に命中した。
一通りのコントを終えると、村田は銀時に妖刀"紅桜"なる刀が盗まれたと説明。どうにかして見つけてほしいと頼む。
村田いわく、紅桜にかかわった人間には必ず凶事が訪れるという。嫌がる銀時だったが、しぶしぶ依頼を受けることに。

ネタバレ⑥:新八・エリザベスは小太郎を捜す


一方エリザベスたちは、辻斬りがあった現場から、血の付いた小太郎の小物入れを見つけていた。必ず辻斬りを見つけた出すと意気込むエリザベスたちは、待ち伏せを仕掛けることに。

その夜、路地裏でエリザベスと新八が待機していると、狙い通り辻斬り・岡田似蔵(新井浩文)が登場。斬られる新八――と思いきや、すんでのところで銀時が登場。"紅桜"を持つ似蔵に応戦する。
互角の戦いを繰り広げる2人だったが、銀時は木刀をはじかれ、似蔵の一太刀を腹に受けてしまう。そのまま銀時の血を吸い上げる妖刀紅桜。だが新八が助けに入り、似蔵の右腕を切り落とす。そこへ真選組も現れ、形勢不利となった似蔵は刀を持ったまま逃げおおせる。

その頃、愛犬・定春と行動する神楽は、港に停泊する巨大な謎の船を見つけていた。

ネタバレ⑦:船に潜入する神楽VSまた子、意識を取り戻す銀時


船に潜入した神楽は、そこにたたずむ高杉晋助に遭遇。だが晋助の部下・来島また子(菜々緒)に見つかり、返り討ちに遭い捕まってしまう。

徐々に明らかになっていく晋助の狙い。真選組は、晋助が「鬼兵隊」を集め、クーデターをもくろんでいると突き止めていた。

後日、長い眠りから目を覚ました銀時。傷は手当てされ一命を取り留めたものの、看病していた妙から「快復するまでは外出禁止」と言われる。構わず布団から出ようとする銀時だったが、妙の薙刀が一閃。「てへぺろ」と舌を出すが目が笑っていない妙を見て、銀時は外出をあきらめる。

妙は看病の一環か、集英社つながり(?)で『ドラゴンボール』を銀時に読み聞かせる。だが「ドガガッ」「バッ」「ドーン」と擬音ばかりで話がまったく入ってこない銀時。
そんななか、銀時の家に刀鍛冶の妹・鉄子が訪れ、妖刀紅桜の正体が初めて語られるのだった。

ネタバレ⑧:紅桜は鉄也と晋助の結託で生まれた兵器だった


鉄子によると、紅桜は「電魄(でんぱく)」と呼ばれる人工知能を搭載した「対戦艦用機械機動兵器」。
もとは鉄也の父が叩き上げた刀だったが、高杉晋助と鉄也が手を組み、兵器化。刀を使用者する者の身体を操るほか、戦闘の内容をデータ化し学習する機能も備えられたという。

鉄也は先代である父を超えるため刀匠を目指したが、先代ほどの腕がなかった。そのためカラクリにまで手を出し、晋助と手を組むまでに堕ちてしまっていた。

鉄也が銀時に紅桜の捜索を依頼したのは、岡田似蔵に銀時の血を吸わせることで、データを集め、なおかつ銀時を斬るためなのだという。

真相を知った銀時は、鉄子が持ってきた慰謝料を突っぱね、追い返す。だが帰路で封筒のなかを見た鉄子は、そのなかに「鍛冶屋で待ってろ」と書かれたメモを見つけるのだった。

同時刻、新八も神楽が捕らわれた船への侵入を試みていた。
「おい、おめえ。見ねえ顔だな」と浪人に呼び止められるたび「俺だよ俺!」でごまかす新八。「意外といけるな……おばあちゃん騙されるのもわかるわ」とオレオレ詐欺で見事に侵入を果たす。

その神楽はというと、捕らわれの身であるにも関わらず、船のなかで「TVチャンピオン」風にラーメンの大食い大会をしていた。「もっと持ってこ~い」とおかわりをせがむ神楽。その隣には大食いアイドルのもえあずこともえのあずきの姿も。

神楽が勝手気ままに振る舞えるのは、鬼兵隊の策略家・武市変平太(佐藤二朗)がいるからだった。フェミニストを自称する武市だったが、その実態は完全なロリコン。「神楽はあと2、3年したらすごいことになるぞ……」と甘やかしまくっていた。

ネタバレ⑨:平賀源外を訪ねる銀さん……『ガンダム』&『ワンピース』容赦なくパロディ


「傷が治るまで安静に」との忠告を無視し、妙のいぬ間に出かけようとする銀時。だが銀時が部屋を出ると、そこには傘や服などの装備が置いてあった。
「お気に入りの傘を貸します あとで返すように」と妙のメモ。銀時はおなじみの着物を着て、武器を調達すべく道を急ぐ。

銀時が向かったのは発明家・平賀源外(ムロツヨシ)の工房。銀時は「サムライ映画だとケガしてても行くわけじゃん。『唐獅子牡丹』的な」「でも勝てる気がしない」「正直けっこう痛いの、ケガが」「楽して勝ちたい」「信長の倍は生きたい」と主人公らしからぬ弱気っぷり。

「あいにくじゃが……」と言葉を濁す平賀だったが、銀時は構わず工房を探索。すると隠されていたシャアザクを見つけてしまう。
驚く銀時の前にシャア・アズナブル(六角精児)も登場。「修理代はジオンに請求して」「ションベンしたくなった。通常の3倍のスピードで行ってきます」とパロディごり押しで去っていく。

続いて平賀はどう見ても「ゴムゴムの実」に見える果実を提供。「これを食えば身体全部がゴムみたいになる」と推すものの、銀時は「海賊王になりたいワケじゃないんだとなぁ」と引き気味。

銀時と平賀たちがふざあっていた時、高杉晋助らの乗る鬼兵隊の船は空へと発進。神楽をはりつけにし、情報を吐かせようとしていた。
「吐け!」とすごみ、銃を構えるまた子に対し、神楽が口から吐いたのは大量のゲロ。ラーメンを食べすぎたせいか、船のデッキを覆いつくすほど大量のゲロを吐く(注:神楽役は現役アイドルの橋本環奈さんです)。

ブチギレるまた子。するとそこへ、刀をかついだ新八が大見得を切って登場。「神楽を助けに来た」と豪語する。だが単独潜入した新八には味方もおらず、逆に大ピンチ。また子の二丁拳銃で撃たれるか――

と思いきや、突如揺れる船。どうやら真選組の砲撃が始まった模様。
混乱に乗じて拘束を逃れた神楽と新八は、「船のなかに桂小太郎がいるかも」と捜索を始める。

地上ははるか遠く、上空で鬼兵隊の船に横付けする真選組の船。そこに現れるは局長・近藤勲。「鬼退治と行こうじゃねえか……!!」とカッコつける近藤だったが、足を踏み外して海へと落下してしまう(その後、近藤勲は出番なし)。

ネタバレ⑩:銀さんは『ナウシカ』のメーヴェらしきもので空へ


銀時は結局、平賀源外からいい道具を得られないまま、鬼兵隊を追うことに。鉄子もかけつけ、自分が打ったという新たな刀を銀時に渡す。銀時は刀を受け取ったはいいものの、そのつばの形が気になる様子。
鉄子が打った刀は、つばに「とぐろを巻いた龍」があしらってあった。どう考えてもウンコにしか見えない装飾。「完全にウン…」と言いかける銀時だったが、鉄子は「ウンコではない!」とパンチを一発かましつつ否定する。「自分でウンコって言うってことは気づいてんじゃん」と抗議する銀時。

刀は手に入った。だが空に飛んでいった鬼兵隊に追いつく術がない。
困った銀時を助けたのは、『風の谷のナウシカ』でナウシカが乗っていた飛行装置メーヴェだった。平賀源外がナウシカを招集したのだ。銀時も「ここ、風の谷じゃないけど」とツッコミ。鉄子は「絶対に踏み込んではいけない所ではないのか!?」とパロディの行き過ぎを心配。

だがナウシカらしき人は「王蟲(オーム)が暴れる前に早く!」とスルー。結局銀時と鉄子は、どうみてもメーヴェにしか見えない乗り物で鬼兵隊の船を目指していく。

船上では、真選組・土方と沖田が岡田似蔵と対決。似蔵は腕を斬られているものの、紅桜と半融合状態になり、より戦闘のためだけのビジュアルに近づいていた。

▼紅桜と融合しつつある岡田似蔵のイメージ(「バイオハザード4」より)



沖田は岡田にバズーカを打ち込むものの、岡田は紅桜で砲弾を一刀両断。沖田は土方を縛りあげ、「切るなり、斬るなり、どうぞ」と言い残して逃げる。

ネタバレ⑪:船のなか、最終決戦へ


「ここは坊ちゃんの来るところじゃないよ」

船のなかで小太郎を捜す新八と神楽。その前に現れたのは高杉晋助だった。さらにどこからともなくエリザベスも登場。晋助は容赦なくエリザベスを斬るが、そのなかから出てきたのは桂小太郎だった。

小太郎は似蔵から辻斬りにあった際、吉田松陽先生に習っていた頃の教科書を胸に入れていたため、傷が深くまで届かず助かったのだという。また、同じ本は晋助も未だ肌身離さず持っていた。
小太郎は辻斬りにあった後、自分だけが標的なのではと考え、内部調査をしやすいよう死んでいたと思わせる方が都合が良かったと打ち明ける。「逆に困る!」と新八から小太郎へツッコミ。

その場を走り去る晋助。追う小太郎。鬼兵隊の船のなか、残された新八と神楽は武市、また子と対面していた。また子と神楽は互角の死闘を繰り広げる。一方武市は完全な頭脳派で、剣術の腕はからっきし。へたれの新八を持ってして一発でやられてしまう。

一方、銀時もようやく船に到着。似蔵を相手に苦戦する土方(沖田に縛られた状態から脱出した)を逃がし、似蔵と1対1で対峙する。「死ぬなよ、万事屋」と土方。

刀をぶつけ合う銀時と似蔵。似蔵は紅桜によって徐々に身体が浸食され、動きが鈍くなる。対して銀時は「白夜叉」時代の勘を取り戻し、次第に似蔵を圧倒。紅桜と融合する右腕に一太刀を浴びせる。

だがこれをきっかけに、紅桜の浸食はさらに加速。似蔵の意識は完全に乗っ取られ、完全な怪物と化した。
デッキの床を破壊し、階下に落ちる似蔵。そこには戦闘中の新八、神楽、また子たちがいた。また子は似蔵の無差別攻撃を食らい気絶。新八、かぐら、銀時は似蔵にとびかかるも、人間のかたちを失った怪物・似蔵に歯が立たない。

全身を紅桜に侵された似蔵を見て、村田鉄也も「あれこそ紅桜の完全な姿」と息巻く。そこにはもはやマッドサイエンティストになった鉄也がいた。
完全体になった紅桜を見て喜ぶ鉄也に対し、鉄子は「もう自分たちの作った刀で人が死ぬところを見たくない!」と拒絶。
その時、似蔵の攻撃が鉄子へ襲う――だが鉄子をかばったのは、兄・鉄也だった。鉄子の身代わりになり致命傷を受けた鉄也。「剣のためならなんでも捨てられたが、妹だけは捨てられない」と漏らすが、息も絶え絶え。

銀時は鉄子の打ったウンコ刀を手に、似蔵に最後の一太刀。銀時の刀は折れたものの、似蔵の紅桜も刀身も真っ二つに折られていた。
村田鉄也による紅桜と、鉄子の打った刀による相打ち。
その時、鉄也の脳裏には、過ぎ去った日の兄妹の会話が思い起こされていた。

「鉄子、お前はどんな剣を打ちたい?」
「私は人を守る剣がいい」

そして鉄也は「鉄子、いい鍛冶屋にな……」と言い残し、静かに息を引き取るのだった。

ネタバレ⑫:VS高杉晋助 ラストバトル


甲板で対峙する小太郎と晋助。「お前のやり方は間違っている」と怒る小太郎に、晋助は「お前は何もわかっちゃいない」と突き放す。
ふと甲板に現れた天人。彼らに率いられる晋助。高杉晋助は天人と結託し、クーデターを起こそうと企んでいた。
そこへ紅桜との対決を終えた銀時が登場。銀時の前に立ちはだかる晋助は「吉田松陽先生のいない世界なんて、ケンカを売るしかねえ」と暴動の理由を明かす。

「いつかはやらねえといけねえ相手だ」銀時と晋助の一騎打ち。序盤はお互い刀の攻防だったが、いずれ素手の殴り合いへ。晋助はタックルで組みつくが、銀時はそのまま晋助を持ち上げてパワーボム。両者とも溜まったダメージにもだえたまま時間が過ぎる。しかし先に立ち上がったのは銀時だった。

晋助にとどめをさすか――だが銀時は刀を振らない。「相変わらず甘いな」と晋助。銀時は「甘党だからな」と返す。
すると小太郎の仕掛けた爆弾が船を爆破し始める。「爆弾があるなら先に言え」と銀時。
小太郎は銀時を抱え、船外へジャンプ。パラシュートで鬼兵隊の船から脱出するのだった。

生き残った高杉晋作たちは、真選組の船を乗っ取り上空へと姿を消していった。

*****

新八、神楽は、真選組の手引きにより船から無事脱出していた。
妙から借りた傘を手に、銀時、神楽、傷だらけになった銀時の3人が万事屋へ帰ってくる。店先では妙が手を振っている。

「おかえり~!」という妙の声を合図に、エンディングテーマのイントロがスタート。
映画冒頭で流れたカラオケ風の曲(歌:小栗旬)が流れ、エンドロールへ――



ここで注意!最後の最後でもう1サプライズがあります。劇場で観る方は、エンドロールが始まったからといったすぐ帰らないほうがいいかも!?

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