『巫女っちゃけん。』先行上映レポート&あらすじまとめ 主役は広瀬アリス演じる"夢も希望もオッパイもない巫女"!? 2017.10.27 13:30 UP

2018年2月3日全国ロードショーの映画『巫女っちゃけん』。今回は、いち早く先行上映会に行ってきた筆者が映画の"見どころ"をご紹介!これから作品を観る人に見てほしい"あらすじ"をまとめたのでご覧ください。

(2017.10.27 文=ついラン編集部:山川大介)




夢も希望もオッパイもない(笑)やる気のない巫女が主人公!?


広瀬アリスさん演じる主人公「しわす」。短大卒業後に就職したもののすぐに辞めてしまい、父親が宮司を務める神社で巫女のアルバイトを始める。自分にとってやりたくもない巫女の仕事に「就職が決まったらすぐに辞めてやる!」とやる気ゼロ。前代未聞の腰掛け巫女は神社のトラブルメーカーだった。



そんな中「しわす」の元に突然現れた謎の少年「健太」。両親が見つかるまでの間子守を任された「しわす」だったが、神社の賽銭を盗んだり、ゴミに放火をしたりする問題児に頭を悩ませる。



ある日、母親の美和が神社に現れて「健太」は無事ひきとられることに。しかし「美和」の本性は、無責任な母親だった。暴力を振るわれた「健太」は顔に大きな痣を作ってしまう。



見かねた「しわす」は「健太」を誘拐することに。そして2人が向かった先とは…?



東京国際映画祭に出演


10月25日に開催された東京国際映画祭で登場した『巫女っちゃけん。』の出演者を取材。映画同様に巫女姿の「広瀬アリス」さんが会場を沸かせていました。





実際に映画を観てきました


物語は冒頭から「広瀬アリス」さん演じる「しわす」の非常識な素行から始まる。我々にとって"巫女とはこうあるべきだ"という固定概念に真っ向から否定する姿勢を見せる「しわす」には、観ている人は不快感しか感じないだろう。しかし、結論から言うとこの映画の冒頭に抱いていた"気持ちの悪い"違和感は、次第に"心地の良い違和感"へと変化した。映画を観終わった後には、抱いていたもやもやとした感情もなくなりむしろ爽快感すら生まれた。これこそが『巫女っちゃけん。』最大の魅力だと筆者は感じる。

『巫女っちゃけん。』が描いた"違和感"に注目


『巫女っちゃけん。』では、神社という舞台で神に仕える"巫女"を取り上げることで我々にとって非日常的な世界観を作り出している。だからこそ日常で忘れかけていた"大切な気づき"を再発見できる映画だと感じた。
主人公の「しわす」は、とにかく常識も礼儀もなく態度も悪い。しかし「しわす」の横柄な態度は周りの人間もどこか容認しているようにも見える。これが映画の冒頭で感じた最初の違和感である。感情移入ができていない時点の「しわす」は、観る人全てに違和感しか感じさせないのだ。
そして、「しわす」の前に突如現れた口の利けない5歳の悪ガキ「健太」。素性も分からなけらば行動も不可解な「健太」は、観ている人が狂気すら感じるほど。これが第2の違和感である。
『巫女っちゃけん。』では、非現実的な要素は登場しない。作品を通して作り出したい非日常的な空間は、神社や巫女といったパーツだけでは限界がある。そこで、登場人物に焦点をあてて作り出した"違和感"で作品にオカルト的要素を生み出しているのである。

『巫女っちゃけん。』若い世代に見てほしい作品


主人公の「しわす」は、"これからの未来に夢も希望ももてない若者"を象徴した存在のように感じた。夢とは?家族とは?私って何?「しわす」の前に現れた「健太」をきっかけに、彼女は大切なことに気づかされる。『巫女っちゃけん。』は若い世代に是非見てほしい作品だ。きっと「しわす」に共感できる部分も多いのではないだろうか。笑いあり、「人生とは何か」という作品の中に込められた大きなメッセージ性にきっとボリューム感も感じれるはずだ。

そんな『巫女っちゃけん。』は、2018年2月3日全国ロードショーだ。
観ないと「絶対バチ当たるけんね」!

▶『巫女っちゃけん。』公式サイトはこちら




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