ついランでは「待ち時間に関するアンケート調査」を実施しました。
「行列のできる店」が絶えず話題になり、人気のテーマパークは行列必至。さらに病院や役所など、「行列」や「待ち時間」は煩わしいけれど日常生活から切り離して考えることができないものです。
そこで今回は、男女世代別に集計した様々な待ち時間に関するアンケートの回答状況から、実態について詳しく分析します。

調査概要

(1)調査期間: 2018年5月1日～2018年5月15日
(2)調査方法:WEBアンケート
(3)調査対象:プレゼントキャンペーンの応募者
　ついラン（https://tsuiran.jp）の読者を対象にアンケートを実施
(4)集計サンプル数:合計 1017 件（全世代対象）男性 523件 女性 490件 その他 4件

調査結果のポイント

・全世代を通じて一番待ち時間を感じるシチュエーションは病院・診療所
・待ち時間の過ごし方は1位スマホ閲覧　2位同行者とのおしゃべり
・待ち時間の間は動画を見ない

待ち時間を感じるシチュエーションは共通!?

待ち時間を感じるシチュエーションはどんなときかという質問に対し、ほぼ全年代が「病院・診療所」に一番待ち時間を感じると回答。また、2位もほぼ全年代でテーマパーク・遊園地となっています。
性別年代別に特徴が顕著に表れるのは、各世代の3位以降。30代以上の男性は役所で待ち時間を感じることが多く、40代以下の女性は携帯ショップで待ち時間を感じると回答しています。

人気の待ち時間の過ごし方はスマホ閲覧が1位。その目的は？

待ち時間の過ごし方については、全世代共通して1位がスマホ閲覧、2位が同行者とのおしゃべりという結果が出ています。中には「待たされると分かっていたら無理にでも同行者を作る」という意見も。
少数意見としては「待ち時間が長い時はストレッチや筋トレをする」「英会話の勉強をする」など、無為に見える時間を有効活用しようとする意見が多く見られ、中には「スマホのファイルや写真を整理する」「返信できていないメールにまとめて返事する」など、空き時間を活かして雑務を片づけるという、ライフハックを披露する方もいらっしゃいました。
さらに、「あらかじめ予約することで待ち時間を減らす」「どの時間帯が混雑するか事前に調べ、その時間を避けて行く」などなるべく待ち時間を作らないよう工夫する方もいらっしゃるようです。


なお、スマホ使用の目的はSNSが全世代で1位。次いでネットサーフィン、ゲームが続きます。


さらに、SNS別にみるとTwitterとLINEが全世代で1位と2位を占め、他のSNSを圧倒的に引き離す結果に。
そのほか、10代から40代の女性ではインスタグラムが3位にランクインしているなど、インスタグラムの根強い女性人気がうかがえます。

スマートフォンで利用する映像プラットフォーム1位はYouTube 一方で意外な意見も

スマートフォンで利用する映像プラットフォームは、全世代でYouTubeが1位を獲得しています。
また、30代以上では男女ともにYouTubeに次いでワンセグが支持されています。しかし、20代以下ではワンセグ利用者は極めて少数になっており、その代わりに男性ではAbema、女性ではニコニコ動画がランクインしています。
また、全世代で「待ち時間に使用しない」という回答が1位ないし2位にランクインしています。
これに関しては「通信量を考慮し、WiFiのない場所では動画を見ない」など、通信費がかかることを避けるため、さらに「待ち時間を感じる場所」の1位が携帯電話の使用を禁じられている病院だという事が要因として考えられます。

総括

待ち時間の過ごし方では全世代を通してスマホを閲覧するという結果が圧倒的多数で1位を獲得し、その目的としてはSNSが最多を占める結果になっています。
また、性別で好んで閲覧するSNSが異なり、男性ではTwitter、女性ではインスタグラムを支持する声が顕著にみられました。
その一方で、40代以上の男性では「スマホ・タブレットを使用しない」「SNSを利用しない」という意見が増加する傾向を見せています。

今後につきまして

「ついラン」では今後も定期的に世の中のトレンド等の調査を行い、皆様にお伝えしてまいります。

※尚、本リリースに掲載しておりますデータを記事にて引用される場合は
「ついラン 調べ」と出典を明記していただきますようお願いいたします。

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