『ボヘミアン・ラプソディ』公開前から支持していた女性層と、公開後の根強い人気をツイートから分析 2019.02.05 17:19 UP

ロックバンド・クイーンの物語を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』。その人気は衰えることなく、Twitterではいまだに感想ツイートが絶えない。
興行収入を見ても、11月公開ながら2018年の国内公開映画で1位に輝いた。では本作はどんな層に支持されて、人気を維持しているのか。ツイート分析から探ってみた。

Twitterでも広い世代に愛される映画


ついランの週間映画ツイート数ランキングでは、『ボヘミアン・ラプソディ』がほぼ毎週、数万ツイートされてトップ3に食い込んでいる。公開から3ヶ月が経とうとしているにも関わらず、毎週数万単位のツイートが投稿されているのは珍しい現象だ。


▲公開初日は34,519ツイート。フレディの命日である24日には44,187ツイートが投稿された。


オリコンニュースによると、公開3週目の観客年齢層は“20代以下18.2%、30代13.4%、40代23.7%、50代30.3%、60代以上11.9%”。50代が最も多いが、飛び抜けてはいない数字だ。このバランスがツイート数にも表れている。

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『ボヘミアン・ラプソディ』、クイーンを知らない若年層を動かす背景

以下の棒グラフは、『ドラゴンボール超 ブロリー』『スマホを落としただけなのに』『ヴェノム』『ボヘミアン・ラプソディ』それぞれの公開初日のツイート数を表したもの。



『ブロリー』は子ども~社会人男性向け。『スマホを~』は若年層の男女向け。そして『ヴェノム』は『ボヘミアン・ラプソディ』と同じく全米公開クラスの大作となる。公開時期がかぶっており、なおかつ様々な世代・性別へ向けた話題作として、この4作を比較対象にピックアップした。

公開初日の年代・性別は『ヴェノム』の客層が『ボヘミアン・ラプソディ』と同じく平均的なバランス。『ブロリー』は若い男性が圧倒的に多くツイートしている。『ボヘミアン・ラプソディ』は30代以降の男性がメイン層。『スマホを~』は20代と30代の女性が最も多い結果に。

この4作品の、それぞれの公開1か月後のツイート数が以下のグラフだ。



他3作品のツイートは減少傾向にある。『ボヘミアン・ラプソディ』もツイート数は減ってはいるものの、他3作ほどではない。むしろ公開1ヶ月目としては異例ともいえるほどツイート数をキープしている。

ツイート分析でわかる「公開当初からの20代女性の支持」


先ほど挙げたオリコンニュースによると、“男女比では公開当初は60:40だったところ、現在は44:56と逆転”しているとのこと。
上記のグラフでもわかるように、公開初日のツイートボリュームゾーンは30代男性で、次が40代男性。しかし1か月後は30代の女性が最も多く、男女比の逆転現象が起きている。
それだけでなく、20代に限っては公開前から女性のほうが多くツイートしていたのも『ボヘミアン・ラプソディ』の特徴だ。


▲20代男女の『ボヘミアン・ラプソディ』ツイート数推移

映画の公開後に20代女性のツイート数が伸びたのなら「口コミで女性にも話題が広がった」と解釈できる。だがポイントは映画の公開日だ。公開一週間前からは男女ほぼ五分五分のツイート数だったが、いざ公開されると20代女性が20代男性を圧倒。Twitter上で公開当初から女性に注目されていたことがわかる。

先ほどの「公開初日の4作品ツイート数」と「公開1か月後の4作品ツイート数」をもう一度見てみる。20代男性・30代男性ユーザーのツイートが1ヶ月後にはほぼ半分のツイート量に減っているのに対し、20代女性はツイートが減っているものの、ほぼキープ状態だ。

以上のような結果を見ても、『ボヘミアン・ラプソディ』の女性人気はもともとすさまじく、公開から日が経っているからこそ、根強いファンが残って支持し続けていること、それがツイート数というデータに表れていることがわかる。
これらのツイートデータは「女性の観客が多い」という映画館側のデータとも合致するところが確実にあるだろう。
公開から3ヶ月が経ち、いまだ人気の『ボヘミアン・ラプソディ』。現在の週間映画ツイートランキングもチェックしたいという方はこちらからご覧いただきたい。

▼1月28日~2月3日の週間ランキング

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