パソコンやスマホひとつでアニメや映画が見放題になるサブスクリプションサービス(以下、サブスク)は、このコロナ禍の外出自粛要請下でも大活躍しているようです。

ついランでは、サブスク大手3サービス「Amazon prime video」「Hulu」「Netflix」を含むツイートの数を算出し、その推移や、同時に呟かれている関連ワードを分析してみました。

外出自粛が始まる前の3月～緊急事態宣言が解除された5月末までの、サービスごとの話題や、サブスクユーザーの皆さんが注目した作品をピックアップします。

人気バツグンのNetflix

サブスク3サービスの内、平均的に最も多く呟かれていたのは、圧倒的にNetflix！次いでAmazon prime video、そしてHuluと続きました。

過去の原発事故をリアルに描いた社会派ドラマが再評価

まず話題に上ったのは、Amazon prime video内のスターチャンネルEXにて配信されているドラマ「チェルノブイリ」。

本作は昨年9月より公開されていましたが、過去の原発事故の凄惨さをリアルに描いていることで、3月11日に改めて高い評価が拡散され、この日のAmazon prime video関連のツイート数は15,176ツイートに上りました。

▶「チェルノブイリ」今の話題はこちら

外出自粛中もおうち時間を楽しむ人々

4月1日に拡散されたのはこちらのポスター(作品のネタバレ注意！！)。

新型コロナウイルス流行による外出禁止令が出されたアメリカで、物語のネタバレが書かれたNetflixポスターが注目を集めました。
禁止令を無視して外に出ると、楽しみにしている作品のネタバレを見てしまうハメに…。
実はこれらはStay Homeを促すためにマイアミの学生たちが作成した非公式ポスターとのこと。ユニークな取り組みとして日本でも話題になり、この日のNetflix関連ツイートは21,942ツイートに上りました。


また、4月に入ってからは、3月末に新型コロナウイルスによって亡くなったタレントの志村けんさんを偲ぶため、Huluでドリフターズが出演する往年のコント番組を視聴するユーザーが増加。
4月5日に拡散され話題となったのは、『Huluで「8時だョ！全員集合」を見た小学生の息子たちが、志村けんさんのギャグを繰り出し続けている』といった内容のツイートでした。このツイートの影響もあり、この日のHulu関連ツイート数は11,299ツイートに。
リプライでは、『自分の子供時代と重なる』『40年前のギャグが今も通用するのはスゴい』などのコメントが寄せられており、志村けんさんの普遍的な魅力を感じさせられました。


4月7日には、東京でも緊急事態宣言が発令されました。その後の23日に話題となったのはAmazonが発表した「Watch Parties」。

外出自粛中も仲間と映画を楽しめる！ということで、この日のAmazon prime video関連ツイート数は12,954ツイートに。
同様に、Netflixを登録ユーザー複数人で楽しめるChromeの拡張機能「Netflix Party」が、3月19日ごろから評判となっていました。サブスクによって外出自粛中の楽しみ方も多様化していきそうですね。

Netflix人気の秘訣はユーザー目線？

5月22日から話題となったのは、Netflixが、長期間使用されていないアカウントの契約を自動キャンセルする仕組みを導入するというニュース。
ユーザー目線の誠実な運営体制が評価され、この日のNetflix関連ツイート数は32,223ツイートという大台に乗りました。

分析のまとめ

この3～5月は、サブスクの話題に紐づき、外出自粛に関連するツイートが多く登場しました。今後も油断できない状況が続きますが、日常の息抜きや楽しみは必要不可欠。今後も映像サブスクは活用されていきそうですね。

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(ついラン編集部：ニシノ)

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