中国制作アニメ映画『羅小黒戦記』、ファンが「絶対流行る」と予言する理由とは? 2020.10.02 17:00 UP

『羅小黒戦記(ロシャオヘイせんき)』は、昨年9月に池袋で1週間限定公開された、中国制作のアニメ映画。

限定公開として始まったものの、好評につき上映期間は延長。口コミで徐々に評判になり上映館を増やしていった結果、今年8月までの超ロングラン上映を実現した、実力派作品です。


『羅小黒戦記』なにが凄いの?


多くのクリエイター、アニメ・映画ファンが注目した『羅小黒戦記』ですが、知名度でいえば日本ではまだまだかもしれません。しかし筆者はこの作品は絶対に日本でも「流行る!」と確信しています。

ストーリーに描かれるのは、住処を人間に追われた猫の妖精・小黒(シャオヘイ)の成長譚。
シャオヘイは、自分と同族の妖精・風息(フーシー)や、人間でありながら最強の執行人である無限(ムゲン)らと関わりながら、外の世界を知ってゆくことになります。



さて、こちらは『羅小黒戦記』公式がYouTubeに投稿しているムゲンの登場シーン。
映画のメインビジュアルでは絵柄も相まって、どちらかといえばほのぼのとした印象がありますが、実は本編のかなりの部分がハリウッド映画を思わせるような華麗なアクションシーンに彩られています。



アニメ作品に親しみの深い日本人も、本作の技術とドラマには圧倒されるはず。

そして来る11月には、約一年のロングラン上映を達成したポテンシャルを持つ本作が、日本語吹き替え版をひっさげて凱旋します。これまでの字幕版ではなかなか注目しきれなかった、スピーディーなアクションを目いっぱい楽しむチャンスの到来です。


ロングラン上映後も、これからが本番!?


ついランでは、『羅小黒戦記』が日本公開された昨年9月から現在までの、『羅小黒戦記』を含むツイートを解析。ツイート数推移から、本作の注目度の移り変わりと期待度を分析してみます。
ツイート数推移をグラフ化したものがこちら。



映画が日本で公開された2019年9月20日周辺では、ツイート数は1000件未満。
しかしながら、このころ登場した公式Twitterアカウントの「微妙にあやしい日本がカワイイ」と一部では好感触。制作元が中国のスタジオであることからか、プロモーションの質感も新鮮でした。



映画についての異文化といえば、日本ではメジャーな映画パンフレットも、実は海外では浸透していないようです。本作も、日本公開当時はパンフレットをはじめとする物販が用意されていませんでした。
しかし、公開から二ヵ月後の11月23日、満を持してパンフレットの発売が決定し、この日の『羅小黒戦記』ツイート数は2050件まで上昇。



また、29日からは劇場物販に公式グッズが登場。かわいらしいぬいぐるみは、黒猫のシャオヘイに魅了されたファンは特に熱望していた商品だったのではないでしょうか?
この日の『羅小黒戦記』ツイート数は2503件に上り、ファンの注目が集まっていたことが分かります。



この時点ではまだまだ小規模上映だった『羅小黒戦記』。しかし、こうした細やかなグッズ展開もさることながら、実は日本語字幕も改良されていました。
筆者が鑑賞したときには特に気になる部分の無かった日本語字幕も、上映当初はより怪しい日本語だったとのこと。

もともとは在日中国人向けに上映を開始したという本作。日本人ファンが増加したことにより、ハイスピードで需要に応える「神対応」が発揮されていました。
上映館によってはアンケートを実施しており、客層や、作品に求めるられるものを調査する姿勢は「もしかしたら、これからもっと進化してしまうのかも……!」という予感を感じさせるものでした。


『羅小黒戦記』は口コミで評判広がってゆき、徐々に上映範囲を広げてゆきました。新型コロナウイルスの影響により営業を自粛する映画館も多くあった中、営業再開のラインナップに『羅小黒戦記』が登場する館も。

特にロングラン上映に貢献していたのが、「KING OF PRISM」シリーズの応援上映などで一躍有名になった川崎の映画館・チネチッタ。
チネチッタが2020年8月13日に『羅小黒戦記』の上映を終了した時点で、日本での上映開始からは実に1年弱が経過していました。



長く愛された本作。チネチッタの上映最終回では、日本語吹き替え版が制作決定したことをファンに報告。
「またシャオヘイに会える!」「キャスティングが楽しみ」「これで布教が捗りそう」といった期待の声が見受けられました。


そして8月27日。
公式Twitterから改めて日本語吹替版の公開日がアナウンスされ、早くも予告が公開。
花澤香菜さん、宮野真守さん、櫻井孝宏さんといった豪華声優陣は、まさに日本のアニメファンに突き刺さるキャスティングといえるでしょう。

また、日本版キャストがついたことにより、新たに『羅小黒戦記』に注目するアニメファンが続出したもよう。
この日の『羅小黒戦記』ツイート数は、これまでとは段違いな盛り上がりを見せ、9465件に上りました。



ミニシアター系での公開だった当初を思うと、吹き替え版の公開にまで発展したことが夢のようですが、更なる公式発表が。
9月1日に更新された公式サイト・劇場情報によると、全国的に公開が予定されているとのこと。強気な公開規模に、Twitter上では歓喜するファンの姿が多く見受けられました。



みなさんのお近くでも鑑賞できるかもしれません。
一見の価値アリな『羅小黒戦記』、ぜひ劇場で体感してみてください。きっと驚きがあるはずです!

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(ついラン編集部:ニシノ)

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