【アマプラ、Hulu、ネトフリ】映像サブスクTwitter分析!『鬼滅の刃』ブーム最盛期はどこ? 2020.12.04 17:00 UP

2020年12月現在、新型コロナウイルス感染症の流行により外出を控える動きが今もなお続いています。

ついランが6月に公開した「ネトフリ/Hulu/アマプラ サブスク3強を分析」記事では、世界的に外出自粛要請・外出禁止令が出される中での映像サブスクリプションサービス(以下サブスク)需要や話題になった作品などを取り上げました。

現在はAmazon prime videoやNetflixのテレビCMを見かけることも珍しくなくなり、映像サブスクはすっかり広く浸透した印象ですが、6月以降の話題はどんなものがあったのでしょうか。Twitterをベースに調査しました。


みんなシャイニングは観たな!!行くぞォ!!


2020年6月1日~11月15日期間の、各映像サブスクについてのツイート数推移グラフはこちら。

前回記事で取り上げた3~5月グラフでは、圧倒的にNetflixが話題になっていましたが、この半年でその差が縮まってきた様相です。

まず大きく話題になったのはAmazon prime video。6月27日に映画『シャイニング』のタイトルとともに多く呟かれていました。


この呟きが投稿された翌週の金曜ロードショーでは『レディ・プレイヤー1』が放送。
多くの映画・サブカルファンに支持されるこの作品には、もはや数えきれないほどの「元ネタ」が仕込まれています。その中でもストーリーに大きく関わるのが、名作ホラー『シャイニング』のオマージュシーン。

元ネタと重ね合わせてニヤニヤできると楽しいですよね。Amazon prime videoやNetflixで予習してほしい!というこのツイートには多くの人が共感。

ツイート数のグラフでは、共起されているNetflixよりAmazon prime videoの方が伸びており、23,172ツイートに。価格的にお手軽で配送サービスも付随のAmazon primeのほうが、反応するユーザー数が多かったということでしょうか。


7月11日には、以下のツイートが拡散され、ここで扱われたNetflixがツイート数に反映される形に。

コロナ禍で更に注視されるようなった、地方と都会との地域格差の話題です。娯楽としてNetflixがまず挙げられており、映像サブスクの中でもアイコニックな存在に大成している印象の反面、この問題の根深さを強調する文脈となっており、この日のNetflix関連ツイートは24,360ツイートに上りました。


7月29日には、ついランでも取り上げた『プロメア』が見放題作品にラインナップされたことで、再びAmazon prime videoが話題に。
▶映画『プロメア』の魅力をTwitter分析!

制作を手掛けたTRIGGERにはマニアも多く、ロングランの映画公開中にはリピーターが続出した『プロメア』。それが家でも楽しめるとあっては、ツイートの伸び率にも納得。
この日のAmazon prime videoツイートは32,654ツイートと、作品関連では集計期間中最も突出した拡散になっていました。「Blu-ray盤を所持しているのに配信も観ちゃう」現象も発生しているようです。



8月2日には、人気歌手ジェジュンさんが本人役で出演した『僕は歌が歌いたい』の見逃し配信が開始されたことで、Huluが話題に。
『はねるのトビら』などの人気コント番組の作家で、脚本家でもあるオークラさんが監督をつとめる本作は、リモート形式で収録されたとのこと。現在ならではの作品に評価が集まり、この日のHuluツイート数は22,892ツイートとなりました。



8月17日は、Amazon prime videoのテレビCM出演者を巡って、ハッシュタグ「#Amazonプライム解約運動」がトレンド入り。
CMに出演した国際政治学者の三浦瑠麗さんが過去提唱した政治的思想と、相いれないスタンスを持つAmazon primeユーザーが対立した形です。
企業の理念に対し不買を選択するのは消費者行動として自由である反面、それをムーブメント化する動きに疑問を持つ声も見られました。
この日のAmazon prime videoツイート数は25,004ツイートに上り、多くの議論が生まれていました。


集計期間中、最後に大きな拡散を起こしたのはNetflixとなりました。
9月22日に話題となった『サザン・サバイバル』は、防災グッズの安全検証を題材としたドキュメンタリー。強すぎる絵面から、番組の本気度(?)が伺えます。
以下のツイートには「みんなで観たい」「Netflix加入したい……」などのリプライも寄せられ、この日のNetflixツイート数は23,571ツイートとなりました。



集計期間中、配信作品に対するポジティブな話題と、社会的な問題に映像サブスクが紐づくシリアスな話題が交互に見られました。
映像サブスクが、単なる娯楽として以上に、生活に組み込まれているからこその現象といえるのではないでしょうか。


プロメア、THE HEAD、嵐……サブスクの個性出る話題作品の中にも『鬼滅の刃』


集計期間中、各映像サブスクごとに話題になった上位作品はこちら。

映像サブスクそれぞれの独占配信・オリジナル作品が多くランクインする中で、共通して食い込んだ『鬼滅の刃』が目を引きます。

ついランでも、6月に『鬼滅の刃』のTwitter拡散を調査する記事を書いていますが(『鬼滅の刃』が人気になったのはいつからか)、
映像サブスクというジャンルに絞るとどうなるのでしょう。


「Amazon prime video」「Hulu」「Netflix」と共記投稿されたワードを、1~100位まで算出。その中で『鬼滅の刃』がランクインした順位をグラフ化してみました。

集計開始の6月時点で、特にAmazon prime videoでは『鬼滅の刃』は上位にランクインすることが多く、7月には第1位となることもありました。
Netflixでも上位になることがありつつも、基本的には日によって上下している状態が続いていました。

しかし、10~11月にかけては一変。これまでほとんど『鬼滅の刃』が話題になっていなかったHuluでの順位もぐんぐん伸び、3サービス全てで上位に集中する形に。

これは現在公開中の映画『鬼滅の刃 無限列車編』上映開始(10月16日)前後と重なっています。

『無限列車編』は、テレビアニメ版の続編。
映画の予習・そして映画を観た後の復習にも映像サブスクを利用できる(それも3サービス全て、ほかU-NEXTやFODなどでも配信)という、強い導線が影響していることは間違いないでしょう。

今や興行収入は275億円を突破した『無限列車編』、そして本日4日発売の原作最終23巻と、まだまだ『鬼滅』ブームは勢いが止みそうにありません。



▶「鬼滅の刃」今の話題はこちら

(ついラン編集部:ニシノ)

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