『鬼滅の刃』をTwitter分析!連載終了後も衰えない圧倒的人気 2020.12.11 17:00 UP

10月16日に劇場版が公開された『鬼滅の刃』(以下、『鬼滅』)。
公開後2カ月程度時間が経過した現在でも1日に何度も上映されるほどの人気で、何度も映画館に足を運び、繰り返し無限列車に乗車している方も多いのではないのでしょうか。
週刊少年ジャンプでの連載が今年の5月に終了し、12月4日にはコミックスの最終巻となる23巻も発売されました。
すでについランでは『鬼滅』アニメ放送開始から本誌での連載終了までの分析をしましたが、今回はそれ以降の今年6月から現在に至るまでの『鬼滅』の話題を分析していきます。

▶前回の「鬼滅の刃」の記事はこちら

日本経済の柱『鬼滅の刃』


『鬼滅』という単語を知らない人はほぼいないのではないかと思うほどの社会現象となり、2020年一番の話題作品となった『鬼滅』。
Twitterでも毎日、関連ツイートを目にするほど、日常に溶け込む人気っぷりです。

今回は比較をわかりやすくするため、前回も取り上げたアニメ放送が開始された2019年4月から今年の5月までを青い線、新しく追加した今年の6月から現在までが赤い線となっており、『鬼滅』が含まれるツイート数推移をグラフにしました。
また、今回は劇場版公開もあったため、6月以降の数値には『鬼滅』のワードの他に「無限列車編」というワードが含まれたツイートも合算されています。



ジャンプでの連載終了後、「無限列車編」が公開されるまでの6月から10月までの1日の平均ツイートは42,868tweetとなっており、いかに普段から多くの人が『鬼滅』関連のことをツイートしているかがわかります。

また、10月10日には劇場版上映に向け「鬼滅の刃 兄弟の絆」を放送。ここからツイート数がいっきに跳ね上がり、放送当日は203,593tweetされました。
改めてクオリティの高いアニメを目の当たりにすることで劇場版への期待は高まり、10月10日以降はほぼ毎日10万ツイートを超える盛り上がりとなります。


そして、10月16日。満を持して「無限列車編」が上映。
当日は金曜日と平日にも関わらず多くの人が劇場に足を運び、418,300tweetされる盛り上がりとなりました。また、トレンド上位も『鬼滅』関連ワードでほぼ独占状態に。



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上映前から、上映本数の多さが田舎の電車の本数よりも多いと話題となっており、コロナ禍にも関わらず多くの動員数が予想されていました。
結果、公開当日から驚異の興行収入を叩き出し、OP興行収入『マトリックス リローデッド』の22億1810万円という記録を塗り替え歴代1位となる、23億円を突破しました。


そして翌日12月17日には、土曜プレミアにて「鬼滅の刃 那田蜘蛛山編」の放送がされました。
「無限列車編」の上映2日目だったこともあり、『鬼滅』を含むツイート数は調査期間中で最高となる509,798tweetとなりました。

10日に放送された「兄弟の絆」の世帯平均視聴率は16.7%、17日に放送された「那田蜘蛛山編」は15.4%と視聴率も高く、「無限列車編」の視聴前の復習としても効果的だったと考えられます。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)


その後も「無限列車編」の興行収入は伸び続け、現在は日本の歴代興行収入2位にまで上り詰めました。
現在の第1位は『千と千尋の神隠し』の308億となっており、12月6日時点では288億とかなり迫ってきています。公開してから2カ月が経過する現在でも、週間映画ランキングでは1位を獲得しており、最高興行収入記録も塗り替えそうな勢いです。


そして、12月4日。満を持して『鬼滅』のコミックス最終巻である23巻が発売。
初版が395万部とかなりの人気で、書店では異例の行列が出来るほど話題になり、この日は298,459tweetとなりました。

また、12月3日の夕刊から最終巻発売に向け、『鬼滅』のコミックス累計部数1億冊感謝記念広告となる、鬼殺隊の長である産屋敷の名言が全国の新聞5紙に掲載。翌日、最終巻発売日の朝刊では、同じく5紙で総勢15キャラクター分のイラストと名言が掲載されました。


12月7日には、原作者である吾峠呼世晴さんが描き下ろしイラストとともに、「無限列車編」の観覧コメントを公開。
筆者も無限列車に乗車してきましたが、実写と見紛うほど綺麗な背景と、声優さんの鬼気迫るお芝居に圧巻されました…!


「無限列車編」はPG12とに指定されており、小学生以下の子供たちにとって不適切な表現が一部含まれているとされています。
見てはいけないわけではもちろんないのですが、保護者の助言・指導が必要となっているので、これから小さいお子様と観に行く人は注意してください。


また、12月20日には「柱合会議・蝶屋敷編」の放送も決定!
「無限列車編」で大活躍する煉獄さんも登場するので注目です。


広がる『鬼滅の刃』人気の輪


大人気の『鬼滅』ですが、では実際どのようなファン層になっているのでしょうか。
続いてはアニメ放送開始から現在に至るまで、月ごとの総ツイート数を年齢、性別でグラフにしてみました。


アニメの放送が開始された4月は、20代のツイートが一番多く、次いで30代、10代となっていました。しかし、9月のアニメ放送終了の頃には、10代と30代のツイート数が同じ程度になり、1月には30代のツイート数が20代を超える結果となりました。

30代のツイート数が20代を抜いた1月ですが、『鬼滅』の主題歌である「紅蓮華」を歌うLisaさんが、紅白歌合戦に出場したことも関係していると考えられます。
紅白歌合戦に初出場だったLisaさんでしたが、歌唱後に感想ツイートが多くつぶやかれ世界トレンド2位になるほど大きな反響をよびました。普段アニメや漫画などに触れてこなかった人に認知されることにより布教もしやすく、家族で『鬼滅』を楽しむ人が増えたのではないでしょうか。


※画像は2019年12月31日のトレンド上位5位になります

また、コロナ禍で外出自粛になった際に、ビデオオンデマンドサービスに加入し、子供と一緒に『鬼滅』を視聴して家族でハマる家庭も多く、そこから原作の購読に繋がったことも大きな要因と考えられます。

▶「鬼滅」最盛期は?映像サブスクTwitter分析の記事はこちら

そして今年の10月、「無限列車編」が公開になるとツイート数が全世代増加しており、どの世代からも注目されていることがわかります。男女比もアニメ放送開始をした頃と比較して差がなくなり、年代性別問わず愛されていると言えますね。

またこの頃になると、孫のために『鬼滅』を履修するおじいちゃんのツイートや、『鬼滅』のコミックスの収納のため、炭治郎が背負っている禰豆子が入るための箱を作成する父親の報告など、家族で楽しんでいることがわかる、微笑ましいツイートが多くバズりました。




また家族関連ツイートのほかにも、『鬼滅』を購入するために書店を訪れた際に、相乗効果で他の本が売れる現象や、医療現場で助かっているの声も。
コロナ禍で大変な業界でも意外な効果で活躍をしているようです。




もはや日本経済を回すのに必要不可欠な存在と言える『鬼滅』。
しかしその効果は経済だけでなく、家族や友人とのコミュニケーションにも一役買っているといえるでしょう。

▶「鬼滅の刃」今の話題はこちら
(ついラン編集部:ゆりかわ)

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